まつもと剛志著の青年まんがで4コマまんが。ジャンルはギャグまんが。

目次 掲載誌 単行本 あらすじ 内容 主な登場人物 日下部家 冬月家 太刀花家 前坊家 小学校

掲載誌

毎月3回の連載があり、ほぼ週刊連載だった。

• 白泉社 ヤングアニマル (隔月刊、第2・第4 金曜日)
• 白泉社 ヤングアニマル嵐 (月刊、第1金曜日)
• 白泉社 ヤングアニマルあいらんど (不定期刊)

単行本

単行本は全10巻。JETS COMICS。

1. ISBN978-4-592-14381-9 (2005(平成17)年4月28日)

   いちこ登場

2. ISBN978-4-592-14382-6 (2005(平成17)年11月29日)

   ニコたん登場

3. ISBN978-4-592-14383-3 (2006(平成18)年4月28日)

   さえ登場

4. ISBN978-4-592-14454-0 (2006(平成18)年10月27日)

   スージー登場

5. ISBN978-4-592-14455-7 (2007(平成19)年4月27日)

   いちごミルク装丁

6. ISBN978-4-592-14456-4 (2007(平成19)年10月29日)

   ブルーベリー色

7. ISBN978-4-592-14457-1 (2008(平成20)年4月28日)

   まりも色?

8. ISBN978-4-592-14571-4 (2008(平成20)年11月28日)

9. ISBN978-4-592-14572-1 (2009(平成21)年4月28日)

10. ISBN978-4-592-14573-8 (2009(平成21)年7月29日)

あらすじ

主人公の青年、日下部光太(くさかべ こうた)20歳は植物学専攻の普通の理系大学生で花を育てるのが得意。

彼はある日、公園で鉢植えを拾った。家に持ち帰った晩、夢の中にこの花の妖精「いちこ」が現われた。しかし起きてみたら夢ではなかったのである。

それからというもの、主人公は持ち主の愛情を糧にして育つ「魔法苺」(まじかるストロベリー)の妖精いちこと共に暮らすことになった。

内容

魔法苺の妖精と、その飼い主の、のんびりとした生活が描かれる。

いちこは飼い主(光太)を「ご主人様」と呼ぶ。一方のいちこは幼い萌え系少女ある。そんな「妹系まんが」でもある。

作品は、一巻の初期には暴走していたが、その後は落ち着きを見せている。

ちなみに初期には、いちこはご主人様から愛情を頂くためにメイド服のコスプレ姿やら猫耳姿を見せてご奉仕、気を引こうとした。しかしご主人様はその趣味が無かったりするので失敗。いちこは遂に裸エプロンを決心するが、ご主人様はその趣味も無かったりするので、これは制止されてしまったのであった。

後にヒロイン役(?)として園芸サークルの後輩である冬月日夏(ふゆつき ひなつ)ことヒナちゃんが登場する程度で、あまり人も増えず落ち着いた雰囲気で話が進む。そんな中でヒナちゃんは光太に恋をし、その後、ヒナちゃんにブルーベリーの妖精ニコラチェノフスキー、略してニコたんが加わったことで、この片思いの色恋沙汰に嵐を呼ぶ気配。

主な登場人物

以下、単行本1〜5巻までに登場した分を紹介する。

日下部家

• 日下部光太 (主人公)

  いちこの飼い主。植物学専攻の普通の理系大学生。

  それまで平穏な毎日を送っていたのに、いちこ登場によって波乱の人生に。

  普段はいちこに冷静に当たっているが、たまには優しくするツンデレご主人様。

• いちこ (マジカルストロベリーの妖精)

  光太に拾われたマジカルストロベリーの妖精で女の子。光太をご主人様と呼ぶ。

  光太が大好きで、毎日光太にじゃれ付くが、いつもクールにあしらわれる。

  少なくとも日夏には女性の魅力としては勝ち目が無いと気付いている模様。

  光太の育児(?)により、本体であるマジカルストロベリーには実が付いた。この実を食べれば、いちこの命と引き換えにどんな願いも叶うらしいが、光太は食べる気は無いらしい。

冬月家

• 冬月日夏 (ヒナちゃん)

  光太と同じ大学に通う女子大生。光太と同じ園芸サークルに属し、光太に密かに恋心を寄せる。

  ニコに女装させるのが趣味(?)。ショタコンであるようだ。

  胸が大きい。Eカップらしい。

  5人兄弟の末っ子で、兄が三人、姉が一人いる。

  子供の頃は病弱だったが中学頃から元気になり、胸も大きくなったらしい。

• ニコラチェフノスキー (マジカルブルーベリーの妖精)

  日夏に拾われたマジカルブルーベリーの妖精で男の子。通称は「ニコ」、または「ニコたん」。

  日夏が光太に惚れているということで、どうにか二人をくっつけようと尽力するが、なかなか成功しない。

  日夏が大好きだが、日夏は花を育てるのが致命的に下手であり、ニコは何度も死にかけている。

  話の進展とともに、悲惨キャラになった。特に、日夏によく女装させられている。

  ちょっとスケベ。いちこは嫌いだと公言していても、いちこのブルマー姿には興味があるらしい(単行本2巻126ページ)。

• 秋子

  日夏の姉。

• 冬月広樹

  冬月家三男。日夏の兄。風来坊。

太刀花家

• 太刀花先生

  光太・日夏の通う大学の講師で、二人の所属する園芸部の顧問。

  光太にとっては植物学のライバルである。

  一人娘にさえがおり、一人で育てている。

• 太刀花さえ

  太刀花先生の一人娘。いちこには「さえリン」と呼ばれる。

  無口で、珍妙な儀式をするのが趣味。ニコをオモチャにするのが好き。

  実は、いちこ・ニコと同様に妖精ではないかとする説あり。

前坊家

• 前坊

  スージーの飼い主で、光太の同期。

  気がつくと海外へジャングル探検に出かけるので、常に金欠。

• スージー・ラインハルト

  ニューヨークで前坊に拾われたマジカルラズベリーの妖精で女の子。金髪。前坊には「スジコ」と呼ばれる。

  前坊に日本へ連れてこられた後、さえたちと同じクラスに転入した。

  フリルの付いた綺麗な洋服を着てエレガントに振る舞っているが、その実、前坊とともに金欠生活を続ける。

小学校

• みき

  さえの同級生の友達。さえにとっては、数少ない一般人の友達である。

  その後、スージーとも同級生となった。

• 桜井好乃(さくらい・よしの)

  さえ、みき、スージーたちのクラスの担任。愛称はヨッシー。

  新任教師で、担任は初。

  学年は不明だが3組であるらしい。

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