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ドリームランド線
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道事業者編 (RCOMP)
読み:ドリームランドせん
品詞:名詞

かつて大船駅と遊園地横浜ドリームランド間に存在し、僅か一年半で運休された幻のモノレール "モノレール大船線" が復活した時に使われる予定だった名。路線延長は前と同じ5.3km。しかし遂に実現しなかった。

事故多発によりモノレール大船線はすぐに運休になってしまったが、その後横浜ドリームランド周辺の宅地化が進み慢性的な道路渋滞が深刻化、付近住民の再開要望は強くなり、高秀秀信横浜市長からも再開が要望されるに至った。

もし再開する場合は、HSSTとなり、更に中間駅を3駅ほど設けたり、更に後に下飯田駅までの延長などをする予定があった。1995(平成7)年頃から再開の説明会などが実施され、1998(平成10)年中に工事着手して2000(平成12)年に完成する予定とされた。

しかし実際に工事が開始されることなく、2002(平成14)年2月17日に横浜ドリームランドが赤字で閉園してしまった。そして9月に事業者のドリーム開発(株)が国土交通省に鉄道事業の廃止届を提出、2003(平成15)年9月18日に廃止され鉄道施設の撤去工事を開始するに到り、この夢も潰えてしまった。

そもそもHSSTは研究中の技術であり本格実用化の目処は立っておらず、実際に実現させたとしても赤字覚悟の実験線となることは確実であった。しかし親会社であるダイエーは鉄道とは無関係の会社である上に赤字の状態なので、無茶な冒険はできないという現状があったのである。

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ドリームランド線の運行再開について
関連する用語
モノレール大船線
モノレール
HSST

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