名古屋市交通局が発行していたストアードフェアカード。

目次 概要 特徴 種類と特徴 大別 バス・地下鉄共通 バス・地下鉄共通(大人用) バス・地下鉄共通(子供・特割用) バス昼間割引専用 バス昼間割引専用(大人用) バス昼間割引専用(子供用) 地下鉄昼間割引専用 地下鉄昼間割引専用(大人用) 地下鉄昼間割引専用(子供用) 補足 乗継割引 積み増し・取りまとめ 記念カード

概要

1998(平成10)年5月6日より利用開始。前引き方式を採用していた。

語源は「ユリ」(名古屋市の市花)と「カード」から。

名古屋市交通局と、名古屋鉄道など名古屋圏の鉄道・バス事業者で共通で利用できる(子供用は名古屋市交通局専用)。

ユリカ2200

特徴

ICカード乗車券のmanacaが2011(平成23)年2月11日から利用開始されることに合わせて、全てのユリカは前日の2011(平成23)年2月10日をもって発売を終了した。

販売終了翌日より手数料なしでの払い戻しが開始され、2012(平成24)年2月29日をもって利用終了となった。

なお、ユリカはプレミアム額が付いているため、払戻し額は「ユリカの残額×発売額/使用可能額」として按分される。

種類と特徴

大別

大別して、次の三種類がある。

• バス・地下鉄共通ユリカ
• バス昼間割引専用ユリカ
• 地下鉄昼間割引専用ユリカ

プレミアム額が付いているのが特徴で、これは首都圏や関西圏のストアードフェアカードには無い。

なお、バス昼間専用と地下鉄昼間専用は利用時間帯が決められており、月曜日から金曜日は10:00〜16:00、土日と休日(土・日・休日ダイヤ特別運行日を含む)は終日が利用できる。

また、地下鉄・バス共通大人用カードは、トランパス対応カードとしての利用が可能である。

バス・地下鉄共通

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バス・地下鉄共通(大人用)

• ユリカ500: 発売額500円、額面500円
• ユリカ1000: 発売額1000円、額面1000円
• ユリカ2200: 発売額2000円、額面2200円
• ユリカ3300: 発売額3000円、額面3300円
• ユリカ5600: 発売額5000円、額面5600円

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バス・地下鉄共通(子供・特割用)

• ユリカ1100: 発売額1000円、額面1100円

バス昼間割引専用

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バス昼間割引専用(大人用)

• ユリカ2800: 発売額2000円、額面2800円

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バス昼間割引専用(子供用)

• ユリカ1400: 発売額1000円、額面1400円

地下鉄昼間割引専用

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地下鉄昼間割引専用(大人用)

• ユリカ2400: 発売額2000円、額面2400円

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地下鉄昼間割引専用(子供用)

• ユリカ1200: 発売額1000円、額面1200円

補足

乗継割引

トランパス対応カードであれば、90分以内に以下の条件で乗継した場合に適用される。

• 地下鉄→市バス: 80円(子供は40円)割引
• 市バス→地下鉄: 同上
• 市バス→市バス: 同上
• 地下鉄→あおなみ線: 同上
• 市バス→あおなみ線: 同上
• あおなみ線→地下鉄: 同上
• あおなみ線→市バス: 同上
• 名鉄バス→名鉄電車: 同上
• 名鉄電車→名鉄バス: 同上
• 名鉄バス→名鉄バス: 40円(子供は20円)割引

積み増し・取りまとめ

トランパス対応カードの残高が310円以下なら、自動券売機にて購入するユリカ(ユリカ2200、ユリカ3300、ユリカ5600)に残高を積み増しすることが出来る。

また、残額が310円以下の複数枚の同種のユリカを合算して1枚にまとめる「取りまとめ」も可能である。

記念カード

事ある毎(名城線環状化など)に様々な記念カードが発売されてきた。

中でも、機動戦艦ナデシコ劇場版とタイアップで発行された「御統ユリカ」(ミスマル・ユリカ)がデザインされたユリカが発売されたときは、一部の逸般人が狂喜乱舞したらしい。

リンク

用語の所属
ストアードフェアカード
関連する用語
前引き方式
manaca

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