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宇宙の大規模構造
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:うちゅうのだいきぼこうぞう
外語:Large-scale structure of the cosmos
品詞:名詞

宇宙中での、銀河の分布を示す構造のこと。

目次
概要

銀河は、宇宙に満遍なく存在するのではなく、濃淡が存在する。

1億光年を超える規模で濃淡があり、うち銀河が集まっている部分を「超銀河団」、銀河が無い部分を「ボイド」(超空洞)という。また、超銀河団同士を繋ぐ「フィラメント」が確認されている。

この三つの構造が延々と続いており、こうして宇宙の大規模構造が形作られている。

特徴
階層

大きいほうから、地球まで、次のような階層構造が確認されている。

  1. 宇宙の大規模構造
  2. 超銀河団・超空洞
  3. 銀河群銀河団
  4. 銀河
  5. 惑星系(太陽系)
  6. 惑星(地球)
規模

観測により、このような大規模構造は、少なくとも25億光年彼方まで、あまねく存在することが確認されている。

このような濃淡が生まれたのは、宇宙誕生直後に充満していた原始粒子インフラトンに濃淡があったためだと考えられている。

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用語の所属
宇宙
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