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宇宙発射システム
辞書:科学用語の基礎知識 天文学ロケット編 (UROCKET)
読み:うちゅうはっしゃシステム
外語:SLS: Space Launch System
品詞:固有名詞

スペースシャトルの後継となる二段式ロケット。略称SLS。

目次
概要

先代のスペースシャトルは再利用可能だったが、SLSは使い捨てのロケットである。

無人での運搬のほか、「オリオン宇宙船」を連結することで宇宙飛行士を運ぶこともできる。

2011(平成23)年9月14日に発表され、2017(平成29)年に無人の試験飛行を目指し、その後は地球近傍小惑星や火星の探査に使う計画である。

特徴

スペースシャトルの後継として、有人宇宙船のCEV(当時の仮称、後のオリオン)を打ち上げるロケット「アレスI」として開発されていたロケットが元である。

固体ロケットブースターの併用で、最大130トンの打ち上げ能力を持つとされる。

計画では、2017(平成29)年に無人打ち上げ試験の実施、その後「オリオン」を載せて、2025(令和7)年に小惑星、2030(令和12)年以降に火星を目指すとしている。

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関連する用語
NASA
ロケット

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