抗DNA抗体のうち、二本鎖DNAに対する自己抗体。抗核抗体の一種。

目次 概要 特徴 検査目的 正常値

概要

通常のDNAは二本鎖DNAであるので、一般的なウイルスや細菌などの抗原に反応しうる。

臨床的には天然のnativeDNAに対する抗体を抗ds-DNA抗体とする。

特徴

検査目的

抗ds-DNA抗体が強陽性になる疾患はほぼ全身性エリテマトーデス(SLE)のみであることから、検査目的はSLEの判断にほぼ限られる。

また、抗ds-DNA抗体価はSLEの疾患の状態と共に変動するため、診断に有用とされている。

正常値

• 基準値: 10IU/ml以下(陰性)、15IU/mlを超える(陽性)

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用語の所属
抗DNA抗体
抗核抗体
関連する用語
抗ss-DNA抗体

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