蒙古斑 |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官名称編 (BBORGN) |
読み:もうこはん |
品詞:名詞 |
モンゴロイドで出生時90%以上にみられる青いあざ。皮膚深部にメラニン色素が沈着するために起こる。
|
概要 |
お尻や背中に出来るのが一般的だが、それ以外にできることも希にある。
生後2歳頃までは青みがかるが、その後は徐々に薄くなり、早ければ3歳頃、遅くても7〜8歳頃までには消失するとされる。
特徴 |
異所性蒙古斑 |
四肢、顔面、腹部等、通常と違う場所に出来る蒙古斑を異所性蒙古斑という。
通常の蒙古斑より色が濃い傾向が見られ、消える時期も遅くなりがちだが、10歳頃までには消失するとされる。
青色母斑 |
似たようなあざに青色母斑がある。これは、自然には消えない。
外科治療による切除などを行なう必要がある。
ハンガリー人 |
ヨーロッパであるハンガリー人にも蒙古斑が見られるとされる。
チンギス・ハーンの侵攻がヨーロッパまで及んだ影響による混血と考えられるが、それ以前からあったとする説もある。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |