通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

IERS基準子午線
辞書:科学用語の基礎知識 天文学編 (UAST)
読み:アイイーアーエス-きじゅん-しごせん
外語:IERS Reference Meridian
品詞:名詞

現在の国際標準となる本初子午線で、国際地球回転・基準系事業(IERS)が定義した。

概要

従来使用されていた、グリニッジ天文台を通るグリニッジ子午線を継承して定義されている。

ただし一致はしておらず、グリニッジ子午線より東に約5.3″、距離にして約335フィート(102m)離れた位置を経度0度とする。これは、アメリカのGPSの前身であるTRANSIT衛星が座標系として北米測地系1927(NAD27)を採用したことに由来している。

現在では、世界測地系(WGS84)として世界標準となり、GPSの他に、国際水路機関も世界測地系を採用しており現在の海図はすべて世界測地系で描かれている。

リンク
用語の所属
子午線
関連する用語
本初子午線
グリニッジ子午線

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic