中東呼吸器症候群MERSを引き起こす病原体であるウイルスの名。
現在のウイルス学では、次のように分類される。
危険度レベルは現在まだ未確定であるため、BSL-3(バイオセーフティーレベル3)に準じた設備で対応する。
- 綱: 第4網(1本鎖RNA +鎖) (Group IV)
- 目: ニドウイルス目 Nidovirales
- 亜目; コルニドウイルス亜科 Cornidovirineae
- 科: コロナウイルス科 Coronaviridae
- 亜科: コロナウイルス亜科 Coronavirinae
- 属: ベータコロナウイルス属 Betacoronavirus
- 亜属: メルベコウイルス亜属 Merbecovirus
- 種: MERSコロナウイルス MERS-CoV
感染後の潜伏期は2〜14日とされている。
2012(平成24)年にサウジアラビアで最初の患者が確認されて以来、発生地域である中東と、南鮮や支那に感染が拡がった。
2015(平成27)年6月現在、主要な流行地は中東と南朝鮮だった。特に南朝鮮人が世界中に病原体を広めたことで国際的な問題となったほか、南朝鮮政府の無策もあって批判が強まった。
関連する用語
MERS
バイオセーフティーレベル3
