Intel製IA-32(x86)プロセッサーのうち、Pentium 4の第四世代プロセッサーコアとして計画されていた、第三世代Prescottの後継コアの開発コードネーム。

概要

90nmプロセスルールで製造されるのはPrescottと同様である。

更に予定されていた機能には、次のようなものがあった。

• TNI(Tejas New Instructions)としてSSE3に8個の新命令の追加
• 1次キャッシュ・2次キャッシュともに拡張
• FSBクロックは800MHzまたは1066MHz
• ハイパースレッディング・テクノロジーの改良

しかし実際にサンプルを作ってみると、熱設計電力(TDP)が予定の125Wを越えてしまい、とても使えたものではないと判断され、Tejasのリリースはキャンセルされてしまった。

リンク

製品名
Pentium 4
採用技術
SSE3
インテル ハイパースレッディング・テクノロジー
関連する技術用語
FSBクロック
熱設計電力

[再検索] [戻る]