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算術シフト
辞書:電算用語の基礎知識 技術演算器編 (TTCPU)
読み:さんじゅつシフト
外語:arithmetic shift
品詞:名詞

ビット演算の一種であるビットシフトの方法の一つで、単純にビット列をシフトすること。

目次
概要

算術シフトは、2の補数形式の符号付き2進数を扱うビットシフトである。最上位ビットは常に符号ビットとなっている。

左シフトでは、あふれたビットは単に消える。プロセッサーによっては、その内容をキャリーフラグ等に格納するものがある。

右シフトでは、空いたビット(最上位ビット)には符号ビットと同じ内容が格納される。

特徴

最上位ビットを符号に見立て、右にnビットシフトしたとき1/(1<<n)倍した数となるように、空いた最上位ビットに元の最上位ビットをコピーするシフト方式。

左にシフトする場合は論理シフトと動作が変わらない。

右に算術シフトすれば符号付きで1/2、左に算術シフトすれば符号付きで2倍となる。

リンク
用語の所属
ビット演算
ビットシフト
関連する用語
論理シフト

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