/sys/kernel/debug
読み:スラ-シス-スラ-カーネル-スラ-デバッグ
外語:/sys/kernel/debug
Linuxで、debugfsのマウントポイントとなることが多いディレクトリ。
概要
ドライバーやモジュールなど、様々なものが、デバッグ用にdebugfsを利用しており、このディレクトリから情報にアクセスすることができる。
sysfsと同様に標準入出力でアクセスすることを前提としており、ioctlなどの面倒な操作が不要となっている。
一覧
Ubuntu
使用しているシステムにより、ファイル構成やディレクトリ構成は変わる。
例えば、Ubuntu 10.04のカーネル2.6.32-62では、次のようなディレクトリがある。
- /sys/kernel/debug/bdi
- /sys/kernel/debug/kprobes
- /sys/kernel/debug/mce
- /sys/kernel/debug/pktcdvd
- /sys/kernel/debug/tracing
- /sys/kernel/debug/usb
- /sys/kernel/debug/x86
例えば、Ubuntu 10.04のカーネル2.6.32-62では、次のようなファイルもある。
- /sys/kernel/debug/gpio
- /sys/kernel/debug/sched_features
Android
Androidでは機種ごとに様々となる。
MSMを使った機種では、MSMやRPM関係、SPMI、SPS、smd、regulatorなどシステム関係のディレクトリが多数見られる。
また、USB関係や、IEEE 802.11、Bluetooth、GPIO といった入出力関係のディレクトリも多数見られる。
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