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2106年問題
辞書:電算用語の基礎知識 ソフト用語編 (PYSOFT)
読み:にせんひゃくろくねんもんだい
外語:year 2106 problem
品詞:名詞

UNIX系OSや、Cで開発されたアプリケーションの抱える時限爆弾の一つ。

目次
概要

32ビット長のtime_tは、符号を考慮すると31ビットしかなく、このため2038年問題が存在する。

仮に32ビットを無符号として扱ったとしても、2106(令和88)年にはtime_tはオーバーフローし問題が生ずる。これが2106年問題である。

特徴

32ビットでtime_tが0xffffffffとなった時、表現できる日時は2106(令和88)年2月7日15:28:15(JST)(@311)である。したがって、この1秒後に問題が発生することになる。

実際には、timt_tがunsigned longで定義される実装は少ないと見込まれるため、2038年問題となり、2038年を無事に過ごして2106年問題が生じることは少ないと見込まれている。

リンク
用語の所属
20XX年問題
関連する用語
time_t
2038年問題

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