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ATRAC2
辞書:電算用語の基礎知識 ファイル音像編 (PFAV)
読み:アトラック-トゥー
外語:ATRAC 2: Adaptive TRansform Acoustic Coding 2
品詞:固有名詞

ソニーが開発した音声圧縮技術の一つ。

目次
概要

1994(平成6)年に、MD DATAで採用するために開発された。

従来のATRACをマルチメディア・長時間録音用途向けに改良したものとされ、このためATRACファミリーの名が与えられた。

特徴

従来のATRAC(CDクオリティで146kbps×2ch)の倍の圧縮率があり、1/10サイズ(73kbps×2ch)でCDクオリティと言われている(mp3やATRAC3とほぼ同等)。

また、36kbps(1/20圧縮)の低音質モード(音質が悪い代わりに長時間録音できる)も用意されていた。

しかし現在、ATRACの公式サイトにすら存在が無視されている。MD DATAはまれに見る失敗作だったこともあり、ソニーとしては忘れたい過去なのかもしれない。

リンク
用語の所属
音声圧縮
ATRAC (総称)
関連する用語
ATRAC
ATRAC3
MD DATA

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