欧米のISDNなどで使われている伝送方式。上りと下りの信号を同じ帯域を使って重ねて伝送(オーバーラップ)した上で、エコーキャンセラーを使って分離する。

80kHz以下の帯域を使用して伝送されるためxDSLと帯域が重ならず、併用が可能となっている。日本よりもISDN導入の遅れたアジア各国でも同方式を採用している。

日本のNTT提供のISDNは比較的古くから導入されたため、xDSL利用を考慮しないピンポン伝送方式が使われているが、NCCにより提供されるISDNではエコーキャンセラー方式が採用されている。

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