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バケツリレー
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術システム編 (CTSYS)
読み:バケツリレー
品詞:名詞

火事などの時、大勢の人が一列になり、隣りの人から受けとったバケツを逆隣りの人に渡すことで水源から火事場まで水を運ぶ方法があり、これをバケツリレーと呼ぶ。

目次
概要

ネットワークの世界ではこれと同様、あるホストAの持つ情報と別のあるホストBが持つ情報を交換し、ホストBはホストCと情報を交換し…というように、1対1のホスト間での情報交換を繰り返すことで全てのホストと情報交換をする方法があり、これをバケツリレー式と呼んでいる。

IPでなく、UUCPが主流だった時代のメール配送や、現在でもネットニューズの配送でこの方法が使われる。

特徴

このような方式で送る場合、あまり遠くから送ってもらうよりは、近所から送ってもらう方が効率が良い。

遠距離になると中継点が増えるのでその分転送時間がかかり、これがネットワークであれば、ネットワークにそれだけのデータの流通が増える。さらに、それの人数が数千人単位で増加するとえらいことになってしまう。

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