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単位料金区域 |
辞書:通信用語の基礎知識 電話情報編 (WTELI) |
読み:たんいりょうきんくいき |
外語:MA: Message Area |
品詞:名詞 |
NTT地域会社の加入電話料金で、昼間3分1度数で掛けられる地域のこと。Message Area、略して「MA」と呼ばれる。
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概要 |
行政区画などを元に区画化されていて、NTTの局間距離計算の基本となる。
区域内通話を行なうことができるエリアで、単位料金区域ともいう。
特徴 |
局番との関係 |
一般に同じ市外局番同士ならば市内料金で通話可能だと思われることが多いが、実際は必ずしも市外局番とMAは一致していない。
例えば、小田原MAのように0465・0460という複数の閉域番号区域を持つ地域があるほか、04のように市外局番が同じでもMAが異なる地域も多数ある。
由来 |
MAは、1987(昭和62)年に567ヶ所と決定された。
MAはその後徐々に変化しているが、しかしMAの変更や統合は難しいことから、市町村合併など大きなイベントが発生する時以外での変更や統合は殆どない。
一方で、MAは維持したままで市外局番の3桁化(時に2桁化)が比較的大きな都市を中心に行なわれた結果、市外局番が同じでも市内料金ではないという大変理解しにくい制度になってしまった。
方形区画 |
日本全国の区域を、一辺2kmの正方形に区分した区画を「方形区画」という。
方形区画は、通話料金の算定時に用いられる通話地域間距離の測定に使われており、各MAには、縦軸・横軸の番号が付けられている。
具体的には、各区画が2kmであるので、お互いの縦横の区画数の差からピタゴラスの定理(三平方の定理)を使うことで、km単位の距離が算出できる。
リンク |
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