通常PC用 / 人気 更新 今日 カテ |
電子計算機 > 文書・書籍 > RFC > 番号 > 〜1999 > 1000番台 |
通信 > プロトコル > 階層分類 > 中位層 > TCP/IP・UDP/IP > IP > IPv4 > アドレス |
0.0.0.0 |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術中編 (CTTRAN) |
読み:ゼロ-ゼロ-ゼロ-ゼロ |
品詞:名詞 |
IPv4アドレスの一つ。様々な特殊な目的のために使われている。
|
概要 |
0.0.0.0は、数値にすると0x00000000つまり0で、内部処理としては、初期化されたまま何も設定されていない状態である。従って、来る者拒まず去る者追わず、といった動作をすることになる。
かつてのRFC 1700では、ホスト自身を指すアドレスとして定義されており、これはソースアドレスとしてのみ利用される。
RFC 1058では、デフォルトルートを表わすIPv4アドレスとして定義されている。
特徴 |
0.0.0.0/0 |
0.0.0.0/0(宛先0.0.0.0、ネットマスク0.0.0.0)の場合は全てのアドレスとマッチする。
全てのホスト、任意の宛先を意味する。すなわち、デフォルトルートである。宛先の設定で用いるが、実際のパケットで、宛先0.0.0.0に送信しても届かない。宛先が0.0.0.0に設定されていた場合は、必要な処理をしてデフォルトルートを調べ、デフォルトルート宛に送信することになる。
0.0.0.0/32 |
0.0.0.0/32(宛先0.0.0.0、ネットマスク255.255.255.255)の場合は、0.0.0.0というアドレスを持ったホストを意味する。
これはホスト自身を指す。とはいえ、これも宛先0.0.0.0に送信して届くわけではないので、ソースアドレスに格納する場合にのみ使われる。
例えば、DHCP情報の要求をする際、この時点では自身のIPアドレスは不明または存在しないので、ソースアドレス0.0.0.0とし、255.255.255.255宛にブロードキャストすることになる。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |