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CES
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術文字用語編 (CTCHRY)
読み:スィーイーエス
外語:CES: Character Encoding Scheme
品詞:名詞

文字集合(CCS)をビット列で表現するルール。符号化方法のこと。この概念はRFC 2130で規定される。

目次
概要

文字のエンコード方法のこと。

例えばJIS X 0208というCCSに対するCESとしてISO-2022-JPEUC-JPシフトJISなどが存在する。

他にも、UnicodeというCCSに対するCESとしてUTF-8などがある。

UTF-16の場合

CESと呼ばれ、文字列として扱われるものは、原則としてバイト列で表現されている。

この時問題となるのは、UTF-16の存在である。

UnicodeはCCSで、「オクテット化された」UTF-16のバイト列はCESであると言える。しかしUTF-16は本来16ビット単位で扱われる前提で設計されており、この時に16ビット単位のUTF-16をどう表現するべきかという問題が生じた。

そこで、UTF-16を表現するために、新たにCEFという用語が作られた。

これにより、UTF-16の16ビット単位をCEFといい、これをファイル化等した時にオクテット単位に扱われた状態をCESということになる。

リンク
用語の所属
エンコード
関連する用語
CCS
CEF
ISO-2022-JP
EUC-JP
シフトJIS
JIS X 0208

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