通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

Hierocrypt
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術安全編 (CTSEC)
読み:ヒエロクリプト
外語:Hierocrypt
品詞:名詞

東芝が開発したブロック暗号の総称。

目次
概要

ブロック長が128ビットのHierocrypt-3(略称HC-3)と、64ビットのHierocrypt-L1(略称HC-L1)がある。

特徴は、独自の入れ子型SPN構造を用いたデータの撹拌にある。区切られたブロックごとに、順番を入れ替えたりする操作を繰り返すことで解読しにくくする。

特徴

東芝曰く「第三者が解読するには最新のコンピューターで千兆年かかる計算を一億回以上繰り返す必要がある」という性能で、解読は事実上不可能とされる。

Hierocryptに対する代表的な攻撃は、Square攻撃に代表される積分攻撃だが、現時点でもなお、驚異には至っていないとされる。

リンク
関連する用語
暗号

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic