東京都府中市。東京都の中央部に位置する市。北に国分寺市、小金井市、東に三鷹市、調布市、南に稲城市、多摩市、西に日野市、国立市がある。地方公共団体コード(市区町村コード)13206-3。
府中市はかつての武蔵国の中心地で、ここに武蔵国の国府が置かれていたことが地名の由来である。645(大化元)年の大化の改新で武蔵国は隣国の知知夫国(秩父国)と合併して(新しい)武蔵国となり21郡に分けられた。この時に今の府中市に国府(今で言う県庁所在地のようなもの)が置かれた。
鎌倉幕府の時代には鎌倉街道の要衝として、江戸幕府の時代には宿場町として繁栄した。明治初期の廃藩置県で現在の神奈川県に属するようになった。1878(明治11)年施行の "郡区町村編成法" という法律で、今では三多摩と呼ばれる多摩地区の一つ北多摩郡となり、府中駅(後に府中町となる)に北多摩郡役所が設置された。そして1893(明治26)年4月1日、三多摩は東京府に編集された。これが東京都となったのは東京都制が施行された1943(昭和18)年7月1日のことである。現在の府中市が決定したのは1954(昭和29)年4月のことで、府中町、多摩村、西府村が合併して誕生した。
市の中央を横断する国道20号甲州街道と中央自動車道が大動脈。市を走る鉄道は、JR南武線、JR武蔵野線、僅かにJR中央本線、京王京王線、京王競馬場線、西武多摩川線。
北の小金井市との市境には多摩霊園がある。また東の調布市との市境には調布飛行場がある。市役所は市の中央付近にあり、最寄り駅はJRの府中本町駅または京王の府中駅である。この周辺には東京競馬場がある。
政治方面では、西の国立市の影響か、殆ど共産主義化していることで知られる。現在は北朝鮮の工作拠点にもなっていて、北朝鮮と自転車の取引を南鮮経由で実施、また支那などにも輸出している。