グナイゼナウ

読み:グナイゼナウ
外語:Gneisenau ドイツ語
品詞:固有名詞

シャルンホルスト型巡洋戦艦2番艦。仮称艦名 "E"。1934(昭和9)年度計画艦。1938(昭和13)年竣工。前ド級戦艦「ヘッセン」代艦。艦名の由来は第一次世界大戦で活躍した装甲巡洋艦の名だが、元来は陸軍の名将の名である。

姉妹艦の「シャルンホルスト」と共に1940(昭和15)年4月のノルウェー攻略作戦に参加。6月に同作戦中に生起したナルヴィク沖海戦において、空母「グローリアス」他駆逐艦2隻を撃沈。砲撃で空母を撃沈するという前代未聞の快挙を成し遂げた。1941(昭和16)年2月には大西洋へ進出して通商破壊戦を実施した。しかし、1942(昭和17)年2月11日、徐々に迫り来るイギリス側の圧迫に堪り兼ねて僚艦「シャルンホルスト」他ブレストに居た主要艦艇と共に同地を脱出。ドーバー海峡を強行突破してドイツ本国に帰国した。この所謂「チャネル・ダッシュ」は見事に成功したが途中で触雷し、無事13日にキールに辿り着いたものの、長期にわたるドック入りを余儀なくされた。さらにその修理中の26日夜に空襲を受け前部を大破してしまう。7月から大修理に入ったが、翌年1月にヒトラーの命令で工事を中断。兵装を余所に転用した後、ゴーテンハーフェンに曳航されて3月に同港閉塞のために自沈した。

コラム(年譜)
建造所 ドイチュ・ヴェルケ(キール)
1935(昭和10)年3月   起工
1936(昭和11)年12月   進水
1938(昭和13)年5月   就役
1945(昭和20)年3月27日 自沈