ホスゲン

読み:ホスゲン
外語:phosgen ドイツ語
品詞:名詞

第一次世界大戦中に開発された代表的な窒息系毒ガス。常温では無色の気体で、一酸化炭素塩素からなる。フォスゲンとも言う。

ホスゲンを吸入すると肺の内部に分泌液がたまり、呼吸困難に陥り死亡するが、ホスゲンは遅効性であるため、症状が現われるのは3〜4時間後である。よって、吸毒直後にはそれを判定するのは難しく、被害の拡大を未然に防ぐのは難しい。24時間後には死亡者が出てくるが、級毒量が致死量以下ならば適切な医療措置を施すことで分泌液は吸引され、呼吸を確保することが出来る。

安定性は低く、散布された後の持久時間は極めて短いので、野外では汚染地帯の汚染除去作業は必要が無い。また,特に近くに水分があると化学的に分解してしまうので、雨天時に散布すると効果は半減してしまう。