海軍の兵科将校教育を行なう学校。
元々は日本の江田島にあった学校の名前であったが、それに相当する世界各国の学校のことも「海軍兵学校」と訳するようになってしまった。そのため、各国の兵学校を区別する際にはその学校の所在地を冠して、もしくは所在地のみで表わす(例: 江田島、アナポリス海軍兵学校)。
単に日本のそれにあたる組織の語を訳にあてるのが一般化しているだけなので、各国の学校は別の訳語をあてて、例えば陸軍の「陸軍士官学校」とあわせて「海軍士官学校」としても構わない。この辺は訳者のポリシーによるところであるが、単純に勉強不足で兵学校と士官学校の違いが分からない、兵学校とは別に士官学校が存在するなどと思って「海軍兵学校」としている訳者も見受けられる。
代表的な海軍兵学校としてはイギリスのダートマス(BRNC)、アメリカのアナポリス(USNA)、日本の江田島(この3つを三大海軍兵学校と呼ぶ)、フランスのブレスト('Ecole navale)、ドイツのキール、イタリアのリボルノ、ロシアのサンクトペテルブルクなどがある。