スーパーコンピュータ

読み:スーパーコンピュータ
外語:super computer , 超级计算机 大陸簡体 , 超級計算機 台灣正體
品詞:名詞,@機械

科学技術計算などに使用される、特殊な高速電子計算機。シミュレーション解析など、通常の電子計算機では不可能な膨大な規模の計算業務に使用される。

主に、ベクトル型と並列型がある。

ベクトル型は日本のメーカーが主力で、高速計算を実現するプロセッサであるベクトル(LIW)ユニットを複数並列させることで高速化を実現する。

並列型はアメリカのメーカーが主力で、低価格な汎用プロセッサを数百個から数万個並列させることで高速化を実現する。

規制

スーパーコンピュータは、核兵器原子炉の設計など大量破壊兵器の設計に不可欠とあって、輸出に関しては厳しい規制が敷かれている。

性能

実際の性能はまさに日進月歩である。2001(平成13)年春時点では実行性能で100GFLOPS程度の速度が一応の基準となっていた。しかし今ではこの程度の速度は誤差の数値である。現在は、この1ノード100GFLOPS程度を多数組み合わせて一台とするクラスタ型が多い。

ドイツ時間2008(平成20)年6月18日発表のTOP500現在、最高速はIBMのRoadrunnerで、性能はLINPACKベンチマーク性能(Rmax)で1.026PFLOPSである。

それまで何年もの間ダントツ首位に君臨したIBMのBlueGene/Lシリーズで、中でも最速のもの(212,992コア)はLINPACKベンチマーク性能(Rmax)で478.2TFLOPSである。これを倍以上の大差を付けて追い抜いたことになる。

ちなみに、BlueGene/Lが世界最速になる前の世界最速はNECの地球シミュレータだった。

なお、世界で初めて1GFLOPSを超えたのは1986(昭和61)年のCray 2、1TFLOPSを超えたのは1997(平成9)年のIntel ASCI Red system、1PFLOPSを超えたのは2008(平成20)年のRoadrunnerである。11年ごとに1000倍に性能が上がっていることになり、このペースで行くと1EFLOPSを達成するのは2019(平成31)年になる見込みである。

有名なスパコンに、次のようなものがある。なお演算処理性能は、注記の無いものは理論性能である。