MIDIに接続する電子楽器の音源仕様を規定する世界標準規格。社団法人音楽電子事業協会(AMEI: Association of Musical Electronics Industry)とMMA(MIDI Manufacturers Association)が共同で策定した。
現在は "GM LEVEL1" と "GM LEVEL2" が制定されている。GMフォーマットは音色番号1〜128番までの "音色のニュアンス" などを規定する。MIDIは音色(楽器)を番号で指定するので、規定が無ければ器材ごとに番号に対応する音色は違ってしまう可能性がある。例えば作曲者の装置で音色1番がピアノのつもりで曲を作っても、再生する側の装置で音色1番がギターになっていたら、全然違う音になってしまい困ってしまう。実際に過去はそのような状態だったが、これでは問題なので統一を目的としてGMが作られた。
ローランドやヤマハが普及に努めている独自規格のGSやXGなどは、このGMを元としてバンク切り替えという方法で音色数を拡張したもので、やはり基本はGMである。その他にエクスクルーシブメッセージなどを使うことでディレイの設定なども行なえる等、様々な機能が追加されている。つまりGMはXGやGSに対して下位互換があり、GM規格の音色のみを利用していれば他社の音源に対して最低限度での再現性は望めることを意味しているが、実際には "厳密な音のニュアンス" までは規定されていないため、特定の音源(曲を作った音源)で再生しないと、作曲者の意図した "音" での演奏を楽しむのは難しい。