Google Chrome
読み:グーグル-クローム
外語:Google Chrome

 Googleが開発しているWebブラウザー
目次

製品情報
 現時点での最新版は以下の通りである。

概要

機能・性能
 軽快な動作を特徴とするタブブラウザーである。
 Google ChromeはオープンソースソフトウェアのChromiumに、独自の機能を搭載したものである。Chromium自体はソースが公開されているが、Google Chromeのソースは公開されていない。
 製品公開直後より、あまりの速度に話題騒然となる。

沿革
 Google Chrome 6以降は、6週間ごとに次の安定版をリリース予定としている。以下は全て、Windows版のリリースについて。
 以降は重要なもののみ抜粋。

特徴

技術面
 WebKitとGearsをベースにしたWebブラウザーで、更にV8と呼ばれる新規開発されたJavaScript仮想マシンが搭載された。
 WebKitはKHTMLが基になっている。Apple Computerが中心となって開発しているHTMLレンダリングエンジンで、同社のWebブラウザー「Safari」などで採用されている。
 各タブのプロセスは独立しており、マルチプロセッサー環境でも効率よく動作するほか、特定のタブがクラッシュしても他のタブに影響を及ぼさない。
 なお、Google Chrome 28以降は、WebKitから分岐してGoogleが独自に開発をするBlinkに切り替わった。

Native Client
 Google Chrome 14から搭載された新機能が、Native Clientである。
 これは、オープンソースで開発された、CやC++などで書かれたプログラムのコンパイル済みネイティブコードをWebブラウザー内で実行できるという機能である。

Linux版
 Linux版が開発中で、UIにGTK2が採用された。
 このLinux版は、Googleが開発したOS、Google Chrome OSのGUIにもなっていると見込まれる。

Mac OS X版
 Mac OS X版が開発中で、ネイティブアプリとして開発されるとしている。

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