ランス |
辞書:文化用語の基礎知識 戦国時代編 (LHMIDAGE) |
読み:ランス |
外語:lance |
品詞:名詞 |
中世ヨーロッパで用いられた槍の一種で、主に騎兵が用いた。
長さは4mくらいで、形状は三角錐、手元の方にはバンプレートとよばれる握り手を保護する笠状の鍔が付いている。
語源は6世紀頃にフランスで用いられたランシア(lancea)で、この頃は、歩兵も使用していた。
東ヨーロッパで用いられたランスは西ヨーロッパの物とは違い、パイクのような長い柄に鋭い切っ先を持っている実戦向けの物が多かった。
19世紀まで騎兵の主要武器であったが、やがてカービン銃にその座を奪われた。
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