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證明法華之。多宝仏塔
辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・仏教神仏編 (LFOLKEBN)
読み:しょうみょうほっけの-たほうぶっとう
品詞:名詞

妙法蓮華経 第四巻「見宝塔品第十一」で述べられている、真理の象徴。

概要

青経巻の出だし部分「観請文」6行目に、「南無證明法華之。多宝仏塔。」とある。

法華経「見宝塔品第十一」によると、地中より高さ五百由旬、幅二百五十由旬の七宝塔(七宝でできた塔)が湧き出し、その中にいる多宝仏(多宝如来)は釈迦の説いた法華経の教えは真実であると証明(證明)したとされる。もって、この塔や如来は、法華経が説く真理の象徴とする。

また仏説観普賢菩薩行法経では、多宝仏塔などへの帰依が懺悔の行の一つであるとしており「南無釈迦牟尼仏・南無多宝仏塔・南無十方釈迦牟尼仏分身諸仏」と唱えるよう説かれている。

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用語の所属
仏教
妙法蓮華経
関連する用語
久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊
十方分身諸仏
七宝
七宝塔

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