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レーダー
辞書:軍事用語の基礎知識 航空兵器システム編 (AAASYS)
読み:レーダー
外語:radar: RAdio Detecting And Ranging
品詞:名詞

発信した電磁波が標的に当たって反射して戻って来るのを観測する事によって、標的までの距離や方位を観測する無線測位の装置。電波探知機。

目次
定義

電波法施行規則に定義がある。

第一章 総則

(定義等)

第二条 電波法に基づく命令の規定の解釈に関しては、別に規定せられるもののほか、次の定義に従うものとする。

三十二 「レーダー」とは、決定しようとする位置から反射され、又は再発射される無線信号と基準信号との比較を基礎とする無線測位の設備をいう。

概要

使用する電磁波は、主にセンチメートル波(SHF)やミリメートル波(EHF)などのマイクロ波が使用される。

従来からのレーダーには指向性があり、情報にタイムラグが生じていたが、近年開発されたフェイズドアレイレーダーは180度の広範囲に同時に電磁波を発信受信できる。

強力な電磁波を発生させるため、近距離用のレーダーであっても目の前に立つのは危険で、冷戦下のソ連軍レーダーサイトでは、置いてあった卵が電子レンジの中に入れたときのように爆発したとの噂がある。

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用語の所属
無線測位
関連する用語
電磁波
マイクロ波

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