ぜんまいちゃん |
辞書:萌色用語の基礎知識 萌え用語編 (OZMOEY) |
読み:ぜんまいちゃん |
外語:Zenmai chan |
品詞:名 |
みなかみまりん(水上万里)氏のオリジナルマスコットキャラで、1990年代初頭〜中期にかけてパソコン通信ユーザーとX68000ユーザーを中心に大人気となった。
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概要 |
大きな黄色いリボンにポニーテール、白いフレアスカートのセーラー服、そして背中に大きなぜんまいのネジ…といった出で立ちのキャラである。
この「ぜんまい仕掛けの女の子」という部分が大変に受け、多数のCG作家他によって多くのアレンジCGやイメージストーリーが生み出された。
特徴 |
初出 |
パソコン通信時代に、草の根BBS「cat-net」(CG描きの集まるホストとして人気を博し、後にcat-cgnetとしてCG部門が独立)にみなかみまりんが初参加の手土産としてCGをアップロードしたのが最初のお披露目である。
それを見た栗原桃郎がいたく気に入り、作者了解の下オリジナルアレンジのCGで発表(1993(平成5)年)したことで当ホスト上で大ブレイクした。このため、本家みなかみぜんまいちゃんでなく、栗原ぜんまいちゃんしか見たことないという人も多かった。
流行 |
多数のCG作家がぜんまいちゃんCGに挑戦。また「ぜんまい仕掛け」というキャラクター性に刺激され、オリジナルショートストーリーも多数作られた。
草の根BBS間でCGが転載されただけでなく、パソコン雑誌やネットCG作家の作品集のムック本などでも大きく取り上げられ、「ネットワーク上で成長した稀有なキャラクター」として有名になった。
ネットで生まれ、二次創作としてネットで広まった「ネットキャラ」あるいは「オンライン同人キャラ」の元祖である。
なお、Mac用アニメ作成ツール「AnimeStudio2」(1997(平成9)年4月25日発売)のパッケージにも使用されていた。当パッケージのイラストは、ごとPが担当した。
現状 |
元祖「ぜんまいちゃん」は、これを著している現在、みなかみまりんの公式ページにも掲載されており、往時を偲ぶことができる。
同人活動も近年まで行なわれており、2007(平成19)年の冬コミ(コミケ73)でぜんまいちゃんのオフセット同人誌を頒布している。
また、pixivにも二次創作のぜんまいちゃんCGが幾つか見られる。
リンク |
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