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相互乗車特認 |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道法規編 (RLAW) |
読み:そうごじょうしゃとくにん |
品詞:名詞 |
特に対象駅と時間を限定して、対象となった駅同士は同じ駅であるものとして乗車の取り扱いをすること。「相互乗車の特認」とも。
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概要 |
数万人規模を収容できる大施設があったとして、その施設でのイベントなどが終了したとする。その際、一つの最寄り駅に集中して乗客が殺到してしまうと、最悪の場合はパニックになってしまう。そこで最寄り駅が複数ある鉄道会社は、その混雑の分散を目的として複数の最寄り駅に人を誘導する。
このとき、帰りの乗車券をあらかじめ買っていた人が発駅以外の駅に誘導されてしまうと、乗車券を変更しなければ買っておいた乗車券を使うことができず不便になってしまう。このためイベント終了後などの一定時間帯だけは、これら最寄り駅は全て同じ駅とみなして乗車の取り扱いをする。これが相互乗車特認である。
特徴 |
この特認は、乗車のみの取り扱いで、下車については対象にならない。
相互乗車特認が実施されている場合は、特認されている駅ならばどの駅から乗車しても、乗車券に記された駅から乗車したものとみなし、自動改札機も通過が可能である。
例えば、東京ドームでの野球試合終了後の「水道橋」と「飯田橋」、国立競技場での競技終了後の「千駄ヶ谷」と「代々木」と「原宿」、幕張メッセ周辺でのイベント終了後の「海浜幕張」と「幕張本郷」と「検見川浜」、などの例がある。
リンク |
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