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運輸政策審議会答申第12号
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道法規編 (RLAW)
読み:うんゆせいさくしんぎかい-とうしんだいじゅうにごう
品詞:固有名詞

運輸政策審議会が1992(平成4)年1月10日に行なった答申。

目次
概要

この答申は「名古屋圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」と題されている。

答申内で、名古屋圏の現状の報告と将来の予測、そして2008(平成20)年までに整備を要する鉄道路線の列挙をしている。

特徴
鉄道網整備

鉄道網の整備と改善については、先の答申に基づき着々と進められて来た。

しかし結果として、目標までに完成には至らなかった。

答申路線

計画

14路線の新設と、8路線の複線化の整備計画が策定された。

各路線は、次のように分類されている。

A1路線/A2路線/B路線という用語はこの答申にはなく、答申第18号で使われている用語だが、ここではそれを準用する。


新設路線

詳細な状況は後述。完成したものは頭に●を附した。

  1. ●市交3号線(鶴舞線)の延伸
  2. ●市交4号線(名城線)の延伸
  3. 市交6号線(桜通線)の延伸
  4. 名鉄小牧線・市交上飯田線の建設
  5. 市交東部線の新設
  6. 市交金山線の新設
  7. ●JR城北線
  8. ●西名古屋港線
  9. 名鉄名古屋空港線
  10. ●東部丘陵線
  11. 志段味線
  12. 桃花台線の延伸
  13. 南部線
  14. ●その他

複線化路線
  1. JR関西線の複線化
  2. 名鉄小牧線の複線化
  3. 名鉄西尾線の複線化
  4. 名鉄三河線の複線化
  5. 名鉄河和線の複線化
  6. 名鉄知多新線の複線化
  7. 愛知環状鉄道線の複線化
  8. 伊勢鉄道伊勢線の複線化
路線の現状

新設路線

市交3号線(鶴舞線)の延伸

上小田井‐庄内緑地公園‐赤池

庄内緑地公園駅‐赤池駅間はこの時点で営業中。

上小田井‐庄内緑地公園はA1路線で、1993(平成5)年に開業した。


市交4号線(名城線)の延伸

大曽根‐砂田橋‐本山‐八事‐新瑞橋‐金山

新瑞橋駅‐金山駅間はこの時点で営業中(1974(昭和49)年開業)。

市交2号線と連絡して環状線を形成する計画である。

大曽根‐砂田橋は2000(平成12)年、砂田橋‐名古屋大学間は2003(平成15)年、名古屋大学‐新瑞橋間は2004(平成16)年にそれぞれ開業し、環状線が完成した。


市交6号線(桜通線)の延伸

七宝‐稲葉地‐中村区役所‐名古屋‐今池‐野並‐徳重‐豊明北→豊田市南部方面

中村区役所駅‐今池駅間はこの時点で営業中。

七宝‐稲葉地‐中村区役所はA2路線、今池‐野並‐徳重はA1路線、野並‐豊明北はA2路線である。

今池駅‐野並駅間は1994(平成6)年、野並駅‐徳重駅間は2011(平成23)年に開業した。しかし、七宝‐稲葉地‐中村区役所については、実現の目途が全く立っていない。


名鉄小牧線・市交上飯田線の建設

味鋺‐上飯田‐平安通‐新栄町‐丸田町

全てA1路線で、味鋺‐上飯田が名鉄小牧線、上飯田‐丸田町は市交上飯田線である。

味鋺‐上飯田‐平安通は2003(平成15)年に開業した。しかし、平安通‐新栄町‐丸田町については計画凍結となり、目途が立っていない。


市交東部線の新設

笹島‐丸田町‐吹上‐星ヶ丘‐高針橋…岩崎

笹島駅付近でJR関西線と相互直通運転を行なう計画で、また西名古屋港線との相互直通運転についても検討されている。

笹島‐高針橋はA1路線、高針橋…岩崎はB路線だが、計画凍結となり、目途が立っていない。


市交金山線の新設

戸田‐金山‐丸田町‐黒川…楠町

戸田駅で近鉄名古屋線との相互直通運転を検討する計画。

戸田‐黒川はA1路線、黒川…楠町はB路線だが、目途が立っていない。


JR城北線

枇杷島‐尾張星の宮‐勝川

枇杷島駅‐勝川駅間はこの時点で営業中。

枇杷島‐尾張星の宮も1993(平成5)年に開業した。

なお、第一種鉄道事業者はJR東海だが、列車を運行している第二種鉄道事業者はJR東海の100%子会社、東海交通事業である。


西名古屋港線

東海道本線の貨物支線、西臨港貨物線(西名古屋港線)を旅客線化するもの。

「あおなみ線」として開業した。

市交東部線との相互直通運転も検討するとしていたが、これは実現の目途が立っていない。


名鉄名古屋空港線

味美‐名古屋空港

名鉄小牧線味美駅で分岐して空港に向かう空港アクセス線として整備する計画。A2路線だが、全く目処が立っていない。

ちなみに、味美駅は4両までにしか対応していない無人駅である。


東部丘陵線

藤ヶ丘‐八草

中量軌道システム(モノレールや新交通など)として整備する計画で、A1路線。

2005(平成17)年、愛知高速交通東部丘陵線、通称「リニモ」として開業した。


志段味線

大曽根‐砂田橋‐松坂町‐志段味支所→高蔵寺方面

中量軌道システム(モノレールや新交通など)として整備する計画。大曽根‐志段味支所はA1路線、志段味支所→高蔵寺方面はB路線である。

ガイドウェイバス(案内軌条式軌道)で建設され、名古屋ガイドウェイバス、通称「ゆとりーとライン」として全線開業?した。

大曽根‐砂田橋‐小幡緑地(松坂町)までは専用軌道、松坂町‐志段味支所‐高蔵寺までは一般道(県道と国道)を走る路線バスとして運行されている。

一般道区間は、これで完成したことになるのかどうか、全くもって不明である。


桃花台線の延伸

小牧‐桃花台東‐高蔵寺

小牧‐桃花台東間はこの時点で桃花台新交通桃花台線、通称「ピーチライナー」として営業中。

桃花台東‐高蔵寺はA2路線だったが、1000億円程度掛かる予算の目途が立たず延伸計画は凍結され、その後、ピーチライナーそのものが2006(平成18)年10月1日に廃止された。


南部線

桜本町…大江…名古屋港…稲永

中量軌道システム(モノレールや新交通など)として整備する計画。全線でB路線である。

全く目処が立っていない。


その他

中部国際空港の検討に併せて高速鉄道によるアクセス線の計画。

名鉄空港線として開業した。


複線化路線

JR関西線の複線化

名古屋‐南四日市

単線と複線が混在しており、ここを全て複線にする計画。A1路線だが、全く目途立たず。


名鉄小牧線の複線化

味鋺‐犬山

答申時点で単線と複線が混在していた。A1路線。

2003(平成15)年までに、上飯田‐味鋺‐小牧までが複線化。小牧‐犬山は需要がないので着工に至っていない。


名鉄西尾線の複線化

新安城‐西尾

全線単線で、新安城‐西尾を複線化する計画。A1路線。

既に全線複線化のための用地が確保されている。

2008(平成20)年に、西尾口‐西尾、桜井‐南桜井の各駅間が複線化された。


名鉄三河線の複線化

豊田市‐知立‐碧南

答申時点で、駅間などが僅かに複線化されていた。豊田市‐知立がA1路線、知立‐碧南がA2路線である。

用地の確保なども少しずつ進んでいるようだが、目標年次までの複線化など到底不可能なことだった。


名鉄河和線の複線化

河和‐河和口

名鉄河和線の末端部であり、名鉄河和線でこの駅間のみ単線になっている。この複線化計画で、A2路線。

需要がないので着工に至っていない。


名鉄知多新線の複線化

富貴‐内海

全線単線だが、元々複線化を想定しており、全区間でトンネル含めて複線分の用地が確保されている。

ほぼ全駅が上下交換可能だが、これを全線複線化する計画。A2路線。

需要がないので着工に至っていない。


愛知環状鉄道線の複線化

岡崎‐高蔵寺

全線単線だが、これを複線化する計画。A1路線。

殆どの駅で上下交換可能で、徐々に複線化もされているが、目標年次までの全線複線化など到底不可能なことだった。


伊勢鉄道伊勢線の複線化

河原田‐中瀬古‐津

全線単線だが、元々複線化を想定しており、全区間で複線分の用地が確保されている。これを複線化する計画。河原田‐中瀬古がA1路線、中瀬古‐津がA2路線。

河原田‐中瀬古は、1993(平成5)年に複線化された。

中瀬古‐津については、複線化の動きはない。

リンク
関連するリンク
名古屋圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について
http://www.mlit.go.jp/tetudo/toshitetu/03_10.html
関連する用語
鉄道

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