アスタキサンチン |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・食品添加物編 (NSUBNFA) |
読み:アスタキサンチン |
外語:Astaxanthin |
品詞:名詞 |
自然界に広く存在するカロテノイド色素の一つ。1933(昭和8)年にザリガニ中から発見された。この色素は海老や鯛、鱒などの海産動物を中心に多く含まれており、ヒトの美容健康にもよい物質である。
分子式C40H52O4、分子量596.85。CAS番号472-61-7。化学名3,3'-dihydroxy-β,β-carotene-4,4'-dione。
アスタキサンチン
海外では飼料添加物としても使われており、養殖の鮭や鱒、海老類の色を強めるために餌に配合して与えている。
日本でも着色料として試用されているが、一日許容摂取量は設定されていない。
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