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アルケン
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質用語編 (NSUBY)
読み:アルケン
外語:alkene
品詞:名詞

不飽和炭化水素のうち、二重結合を一つだけ含む鎖式炭化水素のこと。つまり、一価の鎖式不飽和炭化水素。一般式は CnH2n (n≧2) である。

目次
命名法
語幹

IUPACの命名法では、語幹に -ene を付ける、つまり対応するアルカン(鎖状の飽和炭化水素)の語尾 -ane を -ene に変える。二重結合の位置は、最も小さくなるようにして番号を与える。

環状のものはシクロアルケンという。シクロアルケンの場合、二重結合の位置は1番か2番のどちらかにしかならないため、特に番号を附さないことが多い。

複数の二重結合

複数のアルケンを含む(複数の二重結合がある)場合は、数詞を応用して次のように呼び、アルケンとは区別される。

分岐

分岐や置換基を持つアルケンは、アルカンと同様に命名される。

枝は、番号が小さい方から順番に命名する。

慣用名

特に低分子のアルケンは、IUPAC命名法とは別の慣用名を持つことが多い。

主要なアルケン

CnH2n (n≧2)のn数ごとに、次の通り。

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用語の所属
不飽和炭化水素
関連する用語
シクロアルケン
アルカン
アルキン

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