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ガリレオ式望遠鏡
辞書:科学用語の基礎知識 天文学・機材編 (UASTE)
読み:ガリレオしきぼうえんきょう
外語:Galilean telescope
品詞:名詞

対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを用いた屈折望遠鏡

目次
起源

イタリアの物理学者ガリレオ・ガリレイが、1610(慶長15)年から観測に使ったことで有名。

発明はそれ以前のオランダと考えられているが、詳しい時期は定かではない。

特徴

同じ屈折望遠鏡のケプラー式望遠鏡とは違い、正立像(逆さになっていない像)が見える。一方で、ケプラー式と比べ視野が狭くなる傾向がある。天文学者は正立像よりも視野に重きを置いたため、天文用には次第に用いられなくなった。

現在では望遠鏡として作られることは少ないが、プリズムなどを使わずに簡単に正立像が得られることから、オペラグラスの多くはガリレオ式望遠鏡を2つ並べた形になっている。

リンク
関連する用語
望遠鏡
屈折望遠鏡
ガリレオ・ガリレイ
ケプラー式望遠鏡
ニュートン式望遠鏡

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