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スピードボール
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM)
読み:スピードボール
外語:speed ball
品詞:名詞

ドラッグカクテルのうち、覚醒剤(アッパー)と麻薬(ダウナー)を一緒に使うこと。

目次
概要

一般的(?)には、メタンフェタミンヘロインを混ぜたドラッグカクテルを言うが、明確な定義があるわけではないらしく、それだけに限らない。

メタンフェタミンは古くは「ヒロポン」として知られ、覚醒剤(アッパー)である。

ヘロインは麻薬(ダウナー)である。

このようなアッパーとダウナーをちゃんぽんにするドラッグカクテル非常にハードと言われており、トリップしたまま戻ってこられなくなる人も多いとされている。具体的には、心臓発作などで死亡する。心臓が弱い人ならひとたまりもない。

補足

カフェインとアルコールもアッパーとダウナーのドラッグカクテルであり、弱めのスピードボールである。過剰な投与では死亡する可能性もあるので注意が必要である。

アメリカではカフェインの過剰摂取で毎年死者があるとされているが、アルコールとの因果関係は不明である。日本でも2015(平成27)年に九州地方の20代男性がカフェイン中毒で死亡した事件がある。血中からは微量のアルコールが検出されたとしているが、いずれにせよ知られる限りでは日常的な摂取でのカフェイン中毒による死亡はこれが国内初の死亡事故であるとされ、またこれを著している時点では国内で唯一である。

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用語の所属
ドラッグカクテル

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