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デボン紀
辞書:科学用語の基礎知識 地質学編 (NGEO)
読み:デボンき
外語:Devonian period
品詞:名詞

地球地質時代のうち、古生代の一紀。シルル紀に次ぐ時代。

目次
概要

約4億1920万年前から約3億5890万年前までの間とされる。

この頃の地層はイギリス南西部のデボン州地方に見られることから、デボン紀と命名された。

古い時代から順に、次の7期に分けられ、前期・中期・後期で分類される。

特徴
魚類

デボン紀は生物進化の上で特徴の多い時代である。特に魚類が進化を遂げた時代で、装甲板を付けたが繁栄した。

様々な魚類が登場した末、デボン紀後期にはシーラカンス類が出現した。これは今も生き延びており、生きた化石と呼ばれる。

魚類は脊椎を持つ最初の生物であり、後に現われる脊椎動物の祖先となる。

無脊椎動物も繁栄しており、この頃に昆虫や蜘蛛などの「」が陸上に上がった。

植物

陸上植物はシダ類のみならず、クックソニアなどのリニア状植物が進出する。

高さはまだ20cm〜30cm程度で小型だった。

前後
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関連するリンク
国際年代層序表@Wayback Machine
用語の所属
地質時代
古生代
関連する用語
シルル紀
石炭紀

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