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バージェス動物群 |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学編 (BBBIO) |
読み:ばーじぇすどうぶつぐん |
外語:Burgess fauna |
品詞:名詞 |
カンブリア紀中期(約5億500万年前)、ミャオリンギアン期の地層であるバージェス頁岩から発見される化石群の通称。バージェス頁岩動物群、バージェス化石群、バージェス生物群などとも。
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概要 |
アメリカの古生物学者チャールズ・ウォルコットにより発見された、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州にあるバージェス頁岩(けつがん)から発掘される化石として発見される動物群である。
カンブリア爆発から約5000万年ほど後の時代の生物となる。
特徴 |
この時代に、カンブリア紀最強の捕食者アノマロカリスや、オパビニアといった大型捕食動物が出現した。カンブリア爆発以降は硬い外骨格を持った動物が多くなるが、これら大型捕食動物も外骨格をもった動物だった。
外骨格を持たない生物を含め、この地層は粘土質だったらしく、化石としては残りづらい軟体部まで保存されているのが特徴となっていて、体組織が観察できることから研究も進んでいる。
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