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カンブリア紀
辞書:科学用語の基礎知識 地質学編 (NGEO)
読み:カンブリアき
外語:Cambrian period
品詞:名詞

地球地質時代のうち、古生代の一紀。古生代の最も古い時代。

目次
概要

約5億4100万年前から約4億8540万年前までの間とされる。

カンブリア紀の名は、イギリス ウェールズ地方が模式地で、ここにあるカンブリア山地から命名されている。

古い時代から順に、次の4世に分けられ、各世はそれぞれ複数の期に分けられている。

特徴

この時代に生物は一気に多様化を見せ始め、これをカンブリア爆発という。その後も、バージェス動物群澄江生物群などの一大生物群が登場する。

この時代に現在ある無脊椎動物の殆どの門が出現したほか、ピカイアなどの脊索動物も出現した。脊索動物は後に進化し背骨を持つ動物となる。

ピカイア自体は現存しないが、現在でもピカイアに良く似たナメクジウオという生物がおり、生きた化石と呼ばれている。

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用語の所属
地質時代
古生代
関連する用語
オルドビス紀

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