アメリカNASAの火星探査計画で、ディスカバリー計画最初のミッションである。

名前パスファインダーは英語で、(未開地の)探検者、開拓者の意。

目次 任務 特徴

任務

パスファインダーは二機構成の火星探査計画で、先に打ち上げられたマーズ・グローバルサーベイヤーに続く二つめのミッションである。

このミッションは1994(平成6)年度に1億5000万ドルで計画され、1996(平成8)年12月2日に打ち上げられた。

当初は「Mars Environmental Survey(MESUR) Pathfinder」として計画されたが、結局、Pathfinder以外のミッションは実行されなかった。

特徴

パスファインダーには小型(重量10kg)の移動式観測車ソジャーナー・ローバーが搭載されており、火星着陸後、火星表面を移動し、火星表面の観測などを行なった。

表面を初走行したのは1997(平成9)年7月5日で、走行距離は約80cmだった。

ソジャーナーは予想以上に寿命が持ち、その間、写真、大気や岩石のデータなど、貴重なデータを送信した。

リンク

関連するリンク
http://nssdc.gsfc.nasa.gov/database/MasterCatalog?sc=1996-068A
関連する用語
マーズ・グローバルサーベイヤー
観測対象
火星

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