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フェナセチン
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI)
読み:フェナセチン
外語:phenacetin
品詞:名詞

アニリン系解熱鎮痛消炎剤非ピリン系。化学名4-Acetophenetidide。4-アセトフェネチジド。

CH3CONHC6H4OC2H5分子量179.22。融点134〜135。CAS番号62-44-2。

セデスG(塩野義製薬)とサリドン錠(日本ロシュ)でフェナセチン製剤の9割を占めるが、現在は双方共に供給が停止されている。

長期間濫用すると重篤な腎障害などを引き起こす腎毒性が知られており、使用上の注意には必ずその旨が記載されていた。しかし濫用が減らないことを受け、2001(平成13)年4月19日に厚生労働省が供給停止を指導した

なお、市販のセデスやサリドンAなどは、フェナセチンの代わりにアセトアミノフェンが使われている。

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用語の所属
解熱鎮痛消炎剤
非ピリン系

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