通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

塩酸ミアンセリン
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM)
読み:えんさんミアンセリン
外語:Mianserin hydrochloride
品詞:名詞

四環系抗鬱薬の成分。鬱病に効果がある。

常温常圧乾燥下では白色〜帯黄白色の結晶又は結晶性の粉末で、無臭。味は苦い。

分子式C18H20N2・HCl、分子量300.83。融点約265℃(分解)。CAS番号21535-47-7。

塩酸ミアンセリン
塩酸ミアンセリン

α2レセプターの拮抗作用が強く、またシナプス前α-アドレナリン受容体を阻害することで神経シナプス間隙へのノルアドレナリン放出を促進し、受容体への刺激を増進する作用がある。結果として抗鬱効果が期待できる。

抗ヒスタミン作用が強く、眠気を催す副作用がある。

製品にテトラミド(日本オルガノン・三共)がある。

リンク
関連する物質
四環系抗鬱薬
適用
鬱病
成分に含む主な製品
テトラミド
関連する用語
大脳皮質
ノルアドレナリン
副作用

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic