大泉門 |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官名称編 (BBORGN) |
読み:だいせんもん |
品詞:名詞 |
赤ん坊の額にある、頭蓋骨の隙間の一つ。
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概要 |
頭蓋骨というのは一つの骨ではなく、複数の骨が噛み合うように組み合わせて作られている。大泉門はそのうち、左右の前頭骨と左右の頭頂骨の、合わせて4つの骨の間にある隙間である。
新生児の頃は骨縫合や大泉門は開いており、脳の成長に合わせて頭囲は増大することが可能になっている。
大泉門は1歳半頃までに閉じる。頭囲は5歳頃まで成長を見せるが次第に骨縫合は閉鎖し頭囲の増加が停止、以降は生涯ほぼ同程度の頭囲が維持される。
特徴 |
新生児の時には額上部にまだ隙間が存在し、触ると「ぺこぺこ」する菱形の部位として確認できる。
脳を保護する機能が弱いため、強い衝撃を受けると脳に障害を与える可能性がある。従って、むやみに触ってはならない。
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