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嫦娥1号 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学人工衛星編 (USATE) |
読み:じょうが-いちごう |
外語:嫦娥一号 |
品詞:固有名詞 |
支那の月周回探査機。
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探査機の情報 |
沿革 |
計画 |
月面から高度200kmの軌道を1年間周回し、月面の環境や地形、形質等を探査し、立体映像を得る、としている。
この探査機は、嫦娥工程と称する計画のうちの一つとされている。計画では、次の三段階が発表されている。
そして、2020(令和2)年〜2025(令和7)年頃には有人月面着陸を実現させるとしている。
目的 |
支那のメディアによると、「月面には豊富なウラン、燐、カリウムなどの資源が埋蔵され、地球の資源備蓄庫になる可能性もある」とのことである。
SANKEI EXPRESSの2007(平成19)年10月21日一面によると「貪欲中国 月資源も狙う」とのことである。
特徴 |
探査 |
中国国家航天局(CNSA)によれば、四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げに成功したとされている。
報道によると、CCDカメラ、マルチスペクトルカメラ、レーザ高度計、γ線スペクトロメータなどが搭載されており、これら装置を用いて月面の探査を行なう、とされている。
残骸 |
ロケットの残骸が、貴州省に落下し、民家を直撃した。
住民に怪我はなかったとしており、支那の中国新聞社報道によると「予定通りの落下」であるとしている。
名前 |
嫦娥の名の由来は、支那大陸に伝わる神話で、月に住むとされる天女(ないし女神)の名から。
失敗疑惑 |
支那が、本当に探査機を月まで送り込めたのか、世界中から多かれ少なかれ疑われている。
CNSA公開画像 |
2007(平成19)年11月27日、中国国家航天局(CNSA)は、嫦娥1号によって撮影されたとする月面画像を初公開した。
支那の「新〓网」(新〓社)、日本のsorae.jpなどで公開されたこの写真は、クレーターが多数映る月面画像であり、嫦娥1号のCCDステレオカメラによって撮影されたもの、とされた。
ところがこの画像、Google Moonの画像、つまりNASAの探査機「クレメンタイン」撮影の画像の加工疑惑が持ち上がっている。支那のインターネットサイト上でも、写真の偽造疑惑が話題となった。
この疑惑を受けて、支那・月探索の首席科学者、欧陽自遠が2007(平成19)年12月2日「絶対に偽物ではない」と強調したことで、これが偽物であることがほぼ確定した。嫦娥1号は、極めて高い確率で失敗していると見られる。
ニュースサイト |
支那のニュースサイトはパクり画像が多い。
「千〓网」で公開された嫦娥1号撮影の画像とされた写真は、日本の「かぐや」の撮影画像を加工したものであった。ご丁寧に、右下の「JAXA/NHK」のクレジットを除去加工していた。
リンク |
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