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尿閉
辞書:科学用語の基礎知識 医学・情報編 (BMEDI)
読み:にょうへい
外語:urinary retention
品詞:名詞

腎臓での尿生成はあるが、尿路の異常で尿が体外に出せなくなる症例。

目次
概要

膀胱の筋力の低下や、膀胱周辺の末梢神経の障害などによる膀胱機能障害、あるいは前立腺肥大症などに伴う尿道狭窄による場合が多い。

このため、尿意はあり、膀胱が充満していることは分かっていても、その溜まった尿を、全く排尿することができないか、またはできたとしても極めて排尿しにくい状態となる。

特徴

排尿可能な場合は、排尿した後、カテーテルを挿入して残尿量を測定し、残尿が100mLを超えていれば尿閉であると診断される。

排尿できない場合は、とりあえずカテーテルを挿入して膀胱内の尿を抜き取る対応(導尿)をする。その後の治療については、診察に結果、尿閉の原因によって変わってくる。

リンク
用語の所属
前立腺肥大症
関連する用語
導尿
残尿
乏尿
無尿

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