通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

水素結合
辞書:科学用語の基礎知識 素粒子・用語編 (NPARTY)
読み:すいそけつごう
品詞:名詞

水素が電気陰性な原子X(X=F、O、N、Clなど)と結合していると、H-X結合は極性を持ち、Hが正電荷を帯びる。このHと別の電気陰性な原子Y(Y=F、O、N、Clなど)とが静電的な力で引きあうような結合を水素結合という。なお、XとYとは同じ分子中にあっても、別の分子中にあっても良い。

水素結合は、共有結合イオン結合、配位結合と比較して弱いが、ファンデルワールス力よりは遥かに強い。分子間水素結合をする代表的な化合物である水(H2O)は、その分子量から予想される沸点(約竏100℃)と比較して極めて高い沸点(100℃)を持つのは、その分子間に水素結合が働くためである。

また、分子内の水素結合は、蛋白質の立体構造の維持に働いている。

リンク
関連する用語
ファンデルワールス力
水素
共有結合
イオン結合

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic