通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

活性酸素
辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・用語編 (NELEMY)
読み:かっせいさんそ
外語:active oxygen
品詞:名詞

反応性に富んだ酸素の総称。非常に不安定で、ラジカル反応を起こしやすい高活性な酸素。

一重項酸素スーパーオキシドアニオン過酸化水素ヒドロキシラジカルなどがあり、広義には過酸化脂質や一酸化窒素なども含む。

強い殺菌力や漂白力を持つため、一部台所やトイレなどの漂白、殺菌剤として使われることがある。また生体中では白血球が体内に侵入した細菌などを殺す生体防御作用に使われ、さらに細胞間情報伝達物質として使われている可能性もある。

その一方、遺伝子や細胞膜を酸化により傷つけ、老化や細胞のがん化などの原因ともなる。つまり生体にとっては良い面、悪い面両方が存在する。

リンク
関連する用語
酸素
がん
ラジカル
一重項酸素
スーパーオキシドアニオン
過酸化水素
ヒドロキシラジカル

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic