通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

糸魚川‐静岡構造線
辞書:科学用語の基礎知識 地質学編 (NGEO)
読み:いといがわ-しずおか-こうぞうせん
外語:ISTL: Itoigawa-Shizuoka Tectonic Line
品詞:名詞

日本の地溝帯であるフォッサマグナの西端となる構造線のこと。

目次
概要

この構造線の西側が、日本アルプスと呼ばれる、次の山脈である。

特徴

日本アルプスのうち北アルプスは火山帯である。中央アルプスと南アルプスには活火山はないが、構造線の東側つまりフォッサマグナの中央部は、南北に富士山や箱根山などを含む火山が連なっている。

これは、フォッサマグナが作られた際の地層の圧縮で作られた断層にマグマが流れ込んだためと考えられている。この影響もあってか、火山のない中央部から南部にかけても、温泉が湧き出ており、温泉地が連なっている。

西日本が乗っているユーラシアプレートと、東日本が乗っている北米プレートの境界線であるとする仮説もある。有力であるとは考えられているが、まだ確固たる証拠は見つかっていないため、学者によって見解は異なっている。

リンク
用語の所属
フォッサマグナ
関連する用語
新発田‐小出構造線
柏崎‐千葉構造線
中央構造線

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic