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花粉
辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官用語編 (BBORGY)
読み:かふん
外語:pollen
品詞:名詞

種子植物における、雄性の配偶体。

目次
概要

雄蕊の葯に作られる粉末状の細胞

風に飛ばされたり、虫の体に付くなどして運ばれ、雌蕊の柱頭に付くと花粉管を伸ばす。

花粉によってもたらされるアレルギーとして花粉症がある。

特徴
花粉の色

花粉のは花ごとに様々ある。

淡黄色から濃オレンジ色までの黄色系が多く、一部に紅色などを呈するものがある。

これは、特に虫媒花は、花粉が虫によく見えるようにするためである。

杉花粉

日本では杉の木が多く植樹されており、このため3月から4月頃を中心に、多くの花粉が飛ぶ。

あまりにも花粉が多いため、空気が黄色がかって見えることもある。

地面や車などに花粉が降り積もることも珍しくはない。

イエローケーキ

2011(平成23)年3月24日、東京都内に多くの花粉が舞い、地面に降り積もるほどだった。

時を同じくして、福島第一原電の事故による放射性物質飛散の影響があったことから、核燃料を作るための「イエローケーキ」(黄色い粉末状の精錬ウラン)と間違われ(?)、放射性物質ではないかとの問い合わせが気象庁や各地の保健所などに相次ぐという珍事もあった。

しかし、冷静に考えれば、次のような結論を見出すことが可能であろう。

どちらが危険かと言えば、圧倒的に後者、花粉ということができる。

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雄蕊

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